いつかきっと...

高校に入学して間もなく不登校になった息子
過敏性の症状が更に酷くなり、学校への違和感が増していき、とうとう単位を落とした
頭でっかちで口では大層なことを言うならば、世に出てごらん!
働く、ってことを知ってもらうべく、12月からアルバイトをすることになりました
”働くこと”と”カウンセリング”の様子をハハの備忘録として残します

単位が落ちました

**イラストは「赤ずきんちゃんの散・歩・道」さんより


昨日、息子の担任と久し振りに電話で話をした。
以前、息子宛に電話をくれた時にタイミングが悪く対応できず、
その後も仕事の時間が合わなくて連絡を取れずにいた。


単位も落ちているだろうし、先日診療を受けてきたこともあるので、
とにかく近況報告をしなければと、仕事が早かったことと、
息子は珠算に出掛けた隙を縫ってやっと連絡が取れたのだ。


まぁ、親の目線からの近況報告で言うと、
・全く学校に行く気になっていないこと。
・昼夜がほぼ逆転していること。
・来週月曜の診療までに、たくさん悩んでくると先生と約束したこと。


大きく上げてこの三つの話。


今までは、単位のこともあり
「行かなければならない」、「行かせなければならない」と、互いに思っていたはず。
だから、5時間目からでも登校していた努力はあったものの、
結局、1~4時間目の授業にまず出席しないのでそこから落ちていくのは当たり前。
本人は絶対に単位の残数を計算しなかった。
「そんな具合の悪くなるようなことやってられない」と一蹴。
担任の先生曰く、「残りの数を見て奮起する子も居る」には当てはまらない我が子。
もちろん、この単位数だって病院の診断書提出で少し寛大に配慮されている数値でもだ。
多分、単位が落ちる週であったその一週間。
全く行かなかったので、
『もぅ、行っても意味が無い』と彼の思考ならば当然の対応である。


心療内科の先生とは、どんな話をしたのかはもちろん聞いていない。
ただ先生から、「次の診療までにたくさん考えて、悩んでくることになった」と聞く。
先のことを少しでも考えられるのか、自分の思うことを話せるのか、
どんな風に考えているのか、まぁ、一番聞きたいことだけど
「答えを話せる」、って期待は持たないでおこうと思っている。


多分、本人はまだまだ本音を話せる状況ではない気がする。
「言ったところで、誰もわかってくれない」
「順序だてて自分の気持ちを話したいのに、
 それが自分でも上手く説明できないことへの苛立ち、ストレス、葛藤」
この辺が彼の性格から見ての、ダンマリ=涙 に繋がっている気がする。


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