いつかきっと...

高校に入学して間もなく不登校になった息子
過敏性の症状が更に酷くなり、学校への違和感が増していき、とうとう単位を落とした
頭でっかちで口では大層なことを言うならば、世に出てごらん!
働く、ってことを知ってもらうべく、12月からアルバイトをすることになりました
”働くこと”と”カウンセリング”の様子をハハの備忘録として残します

よいお年を...

   


ここへ訪れ、拙い記事を読んで下さった方、
ありがとうございました。
一年はとても短く感じたのに、とても重い一年でもありました。
辛くて、キツくて、身内に相談できる人もいなくて、
共感者を得たい想いで立ち上げたブログでした。
「うちも同じだよ」と声を掛けて下さったことに、本当に感謝しています。
気持ちや悩みを共有できるって、本当に心強くなりますね。


色々あったけど、今はね、上のイラストのにゃんこの心境でいこうと
そんな風に思えるようになりました。


来年は、今よりは悪くならない!
そう思って過ごしていきたいと思います。
娘が中3になり、高校受験なんです。
お兄と同じ高校を希望しているんですよね。(^=^;







以下、備忘録の為に書きます。
長くなるので興味のある方だけで。(^_-)



正月に、高校合格祈願に行き、春には無事に希望校へ合格。
中学までは、起立性、過敏性、遅刻、内申点、と色々あったけど、
これで気持ちを切り替えて楽しい学生生活を送っていける、
と、親子共々感じていた春。


入学して一週間もした頃から、
中学を卒業して治まっていた過敏性がまた始まり出す。
毎日、毎日、トイレ通いが2時間、3時間。
登校するのは5時間目からとか、部活だけとか。


私の仕事は、当時代わりが居なく早出勤務が多くなり、
朝、起きるのを確認したり、子供を見送ったり、ができない。
声掛けも、自分の出勤前に、感情的にならないように、と言い聞かせ
毎日、毎日、これこそが最大のストレスだった。
ちゃんと起きたのだろうか?
学校へ行ったのだろうか?
気に病む日々を送ること毎日。


帰宅すると靴がある。
あー、行ってないんだ......


最初の頃は、起立性だからとか、お腹痛いんだから仕方ないとか、
擁護する気持ちで見守っていたが、
人が仕事に出掛けた後は悠々自適にPCに向かう姿を見るようになり
それは「どこまで本当なのっ!?」と怒りに変わった自分がいた。


とにかく、休む日が多く、時々5時間目以降に登校したり。
午前に行われる授業にはほぼ出席していない。
過敏性の診断書を貰い、学校側に猶予の申請をしても、当然余裕は無い。
焦るのは親で、ここで単位を落とすのは「もったいない」と思う。
高校受験の為に塾にまで通っていたわけだし、
提出物を一切出さない彼の拘りで内申点が合格ラインに届いていないにも関わらず、
当日の学力点があるからと受験した高校に入ったのだ。
一緒に受験した仲の良い友達は残念な結果だった。
ってことは、誰かの合格により、枠から出てしまう人も居るのだ。


この当時、多分、お互いに一番辛かったと思う。
中学の時のように、休んでも、遅刻しても卒業できるシステムでは無いからだ。


互いに爆発し、普段は堪える息子も言い放ち物に当たることもあった。
帰宅すれば制服があり、姿だけが無くて”嫌な予感”を感じたこともあり、
担任に相談した夜、捜索願を出そうかと真剣に思ったこともあった。


学校のスクールカウンセラーに「スマホ持たせて上げて」と言われたのは5月。
PCのLINEを使っていた息子は、特に要らないと言うから持たせていなかったが、
コミュツールだと言うのは重々承知していたし、友達からの刺激も大事だと思い、
誕生日が近かったのでそれをプレゼントにした。


おかげで、事情を知っている合唱部の顧問が、仲間達にLINEを送らせたりして、
なんとか部活の縁だけでも切れないようにしてくれていた。
もぅ、ありがたいの一言。


しかしそれも、前記事で書いたが、全道大会で”金賞”取って満足したのか
それ以降は部活にすら出なくなってしまった。


高校の合格もそう。
それまで、学校には遅刻ばかりだったけど塾には通っていた息子。
多分、性に合っていたのだと思う。
でもそれも、半ば博打のような受験に見事合格。
その達成感で満足してしまったのかもしれない。


彼は自分の気持ちを語らない。
きちんと説明できないものはしない、という、カウンセラー曰く完璧主義者。
でも、親としてはどんな気持ちなのか取っ掛かりが欲しかった。


結局、カウンセリングを受けに行くきっかけは、
ハハには話せないことも、どこかでガス抜き出来れば、の思いからだった。
ハハはどうしても感情論になりがちなので、そこはプロで、第三者の先生に
言いたいことがあるならば、吐き出せるといいな、と思ったのだ。



まだまだ彼の言動には謎が多い。
ハハに言わなくても、先を見据える目を持ってくれればいい。
それには、社会を、世間を、知らな過ぎる。
来年は、昼間の仕事をして欲しいと思う。
夜型に何かしらの変化を求めたいと、親なら誰もが思う基本である。


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