いつかきっと...

高校に入学して間もなく不登校になった息子
過敏性の症状が更に酷くなり、学校への違和感が増していき、とうとう単位を落とした
頭でっかちで口では大層なことを言うならば、世に出てごらん!
働く、ってことを知ってもらうべく、12月からアルバイトをすることになりました
”働くこと”と”カウンセリング”の様子をハハの備忘録として残します

自論が強い子

2016.10.13 17時頃 北の空 from 札幌

幼稚園時代から、クラスの中では大人っぽい子だった。
人気のあるおもちゃや、遊具。
横入りしてブン取る力付くの子。
大泣きして欲しいと訴える子。
そんな中、息子は話をすると『我慢』のできる子だった。
でも、”自分は悪くない”ってことには、絶対に謝らない子でもあった。


幼稚園でのお約束。
喧嘩になったらお互いに「ごめんなさい」をして仲直り。
息子は、断じてこれに従わなかった。
確かに、喧嘩の原因はお友達から発するもので、
先生も「息子クンは悪くないんです」と、よく電話がきた。
そうは言っても、もちろん、世の中の摩擦を減らす術を教えるべく、
色々諭したさ~~.....


小学校時代。
晴れ晴れと入学し、親も子も、これからの新生活に期待膨らんでいた?
ところが、一年生の時だ。
「授業が簡単過ぎて面白くない」と泣いた。(笑)


私と違って、(←ここ大事!)(^=^;
一度聞いたり、見たり、読んだことは、ほぼ覚える。
いつの学年だったか、クラスの中から『博士』とあだ名が付く。


授業中、先生がみんなに問うような場面。
みんなに答えを考えてもらいたい、っていうシーン。
しかし、そこで息子は何も考えずボロッと即答する。
それが正解ゆえに、周りからはブーイング、先生は困惑、
そんな凍り付いた教室の空気感を想像するにハハは冷や汗...(゜∀゜;)


中学年の頃はこれでトラブルも多かった。
つい出ちゃうのはわかるけど、回りの空気読むことを説いた。
上から目線の物言いも、何度と説いた。
故に、友達もなかなか作れなかった。


三年生の時の担任だった男性教諭に、
「友達が作れないのではなく、彼が友達を選んでる」と言われた。
札幌とは言え近郊の田舎の学校なこともあり、
”子供らしい子”が圧倒的に多いんだな。(笑)
決してそれは悪いことではなく、
ただ、息子の性格には合わないことが多かっただけ。
そして、息子にはこんなアドバイスをしてくれた。


「周りのヤツ、みんな子供だな~って思うよな。
そういうの、キミは見えてるよな。
だったらさ、階段一段上からじゃなく、もぅ三段上がって見てみろ。
もっと遠くまで見えて、側に見えるものは小さくなるぞ」と.....


ハハ、40代そこそこでしたが、えらい感動した。
なるほどな~って、心底感動した。
いい先生に出会えたな、って思ったんですよね。


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